食洗機を使って30年のちらしです。
最初に購入した食洗機はナショナル製の卓上型食器洗い乾燥機でした。
私がこれまで使った事のある食洗機メーカーはこんな感じです。
卓上型食洗機
- パナソニック製(ナショナル時代の製品も使用経験あり)
- TOTO製(現在、食洗機の事業は撤退)
ビルトイン型食洗機
- リンナイ製
食洗機を使っていると洗う物が多すぎて全部がセット出来ないという事がありませんか?
食洗機のサイズによって3人用、4人用、5人用とかあったりしますが、実際には調理器具なども一緒に入れたりすると人数分の食器が入らなかったりします。
(あと、私は料理や片づけが得意ではないので料理をしながら後片付けをして、食事が出来上がる頃にはシンクに洗い物が残っていないという事が出来ないので洗い物の量も多いのだと思います。)
なので、「食洗器に入れて洗う食器」と「手洗いで洗う食器」とを分ける事になります。

食洗機使っても結局手洗いしなくちゃいけないから面倒!
そんな時は、優先して食洗機にセットすると片づけが楽になる食器を知っておくと便利ですよ。
食洗機使用歴30年の私が、優先して食洗機にセットすると片づけが楽になる食器5種類を紹介
- 油汚れがひどい食器
- ネバネバした食材を入れた食器
- 洗う時にケガしそうなピーラーやおろし金
- 洗いにくい泡だて器
- 臭いも気になるグリル
それでは一つずつ見ていきましょう。
油汚れがひどい食器

一つ目は油汚れがひどい食器です。
食器のギトギト油汚れを落とすには水よりお湯の方が落ちます。
食肉の脂肪の融点を調べてみると鶏肉が30度前後、豚肉、牛肉、羊肉と融点の温度が高くなります。
最も融点の高い羊肉で50度前後のお湯で洗えば油汚れは落ちやすいのですが、そんな高温で皿洗いをするのは難しいと思います。
食洗器は機種やコースによって異なりますが60度以上の高温で洗うものが多いので、油汚れを落とすのが得意です。
油の汚れ落ちが悪いと感じる時

ただ、油汚れのついた食器を食洗機で洗うのが続くと、汚れ落ちが少し悪く感じる時があります。
洗い終えた食器に油の膜がついている様な感じの時があります。
そんな時は残菜フィルターの裏面をチェックしてみてください。
残菜フィルターの裏面、へこんでいる部分がある場合ここに白い油のかたまりや洗剤カスが溜まっている時があります。お箸やつまようじなどでここに溜まった油汚れを取り除いてあげると洗浄力が元に戻ります。※食洗機のメーカーや機種によってが戻らない場合もあります。
予洗いで残菜フィルターの油汚れを防止する
食洗機は油汚れには強いのですが、油汚れがひどい食器はキッチンのシンクで軽く予洗いをしてセットすると食洗機自体の汚れ防止になります。
本当に軽い予洗いで大丈夫です。
一般的な食器洗い用の中性洗剤を食洗機に使うと泡が立ちすぎて故障の原因になってしまいます。
なのでキッチンのシンクで予洗いをする際はスポンジには洗剤をつけないでください。
お湯を流しながら一回ざっとスポンジ(洗剤無し)で軽くこする→すぐに食洗機にセットで大丈夫です。
ここでがっつり予洗いをしてしまうと食洗機を使う意味がなくなってしまいます。
全自動洗濯機で洗濯物を洗う時も、ひどい汚れは洗面台で下洗いしたりしますよね。
あの感覚で予洗いを済ませます。
ネバネバ食材を入れた食器
二つ目はネバネバ食材を入れた食器です。
納豆、山芋、オクラなどネバネバした食材って洗うのが大変じゃないですか?
こういった食器を洗うのも食洗機は得意です。
スポンジまでネバネバするような洗うのが面倒に感じる食器は優先的にセットするようにしています。
※食洗機対応の食器をお使いください。

食洗機で洗う食器は、高台(お茶碗などの底についている台の部分)が無い食器を選ぶと楽ができます。食洗機で洗い終わった後に高台に水が残らないので食器を食器棚に戻す時にひと手間減ります。
洗う時にケガしそうなピーラーやおろし金

三つ目はピーラーらおろし金です。
ピーラーやおろし金って洗う時に神経を使いませんか?
洗剤でつるっと手がすべって手の甲に擦りキズを作ってしまうような調理器具も優先的に食洗機にセットしていきます。
※食洗機対応のピーラーとおろし金をお使いください。

ピーラーの刃がカゴにあたるとカゴのコーティングにキズがはいって傷む場合があります。ピーラーをセットする時はフォークなどをセットする小物入れに刃を上に向けて(立てた状態で)セットします。
洗いにくい泡だて器

四つ目は泡だて器です。
泡だて器のワイヤーが重なったところって洗いにくいですよね。
食洗機はノズルから水を噴射させて洗うので、手で洗いにくいような複雑な調理器具の汚れも綺麗に落ちます。
お菓子作りで使った後の固まったバター汚れやドレッシングを作った時の油汚れもスッキリ洗ってくれます。
※食洗機対応の泡だて器をお使いください。

泡だて器を食洗機で洗うようになったら、お菓子作り以外にオムレツやドレッシングを作る時に躊躇なく使えるようになりました。
臭いも気になるグリル

五つ目はグリルです。
食器ではないのですが「油まみれのグリル」洗うの面倒じゃないですか?
臭いも気になりますよね。
分解してさっさと食洗機にセットしてしまいましょう。
網の部分の焦げ付き汚れは軽く予洗いした方が良いです。
「油汚れがひどい食器」にも書いた通り、洗剤をつけていないスポンジで網を軽くこすってからセットします。
高温で隅々まで洗ってくれるので洗いあがりは臭いもなく綺麗な仕上がりになります。
※お使いのグリルが食洗機対応なのかは取扱説明書をご確認ください。
※グリル皿部分は食洗器の機種によって入らない場合もあります。
ステンレス製の洗剤ラック(番外)

ステンレス製の洗剤ラック
番外です。
これも食器ではないのですがキッチンで使う「洗剤ラック」あれって洗うの面倒ではないですか?
形が複雑なシンクの洗剤ラックを食洗機で洗うと、とても楽です。
食器ではありませんが、食洗機スペースに余裕がある時に小まめに洗っているとキレイな状態を保つ事ができます。
軽い気持ちで手洗いしよう
同じ皿洗いでも「ソースのべったりついた皿」と「パンくずが少し残った皿」では後者の方が洗う時に気が楽になりませんか?
だから、洗うのが面倒な汚れの食器や調理器具は食洗機にお願いして洗ってもらいましょう。

残った食器をさっさと手洗いして後片付けを済ませましょう!