庭のカレックスが随分と大きくなりました。
直径1メートルくらいです。
カレックスの成長は嬉しいのですが、ひとつ困った事がでてきました。

隣に植えていたエキナセアをカレックスがのみ込んでしまったのです。

エキナセアを助けるために初めて移植する事にしました。
本記事では、
エキナセアを移植している時の様子をご紹介いたします。
※育てている場所は九州です。
エキナセアの移植
エキナセアを移植したのは昨年の10月下旬です。

最高気温は24~25度くらいの時期です。ちょっと涼しくなって庭仕事しやすくなったな・・・くらいの時期でした。

エキナセアの根は直根性なので(移植を嫌うので)、なるべく根を傷つけないようにスコップで慎重に掘りあげます。

なんとか掘り上げました。

葉っぱが白くなっているのは、たぶん、うどんこ病だと思います。

太い根っこのまわりに細いひげ根が沢山ついています。
株が大きかったので株分けして移植する事にしました。

根っこの大きさを見ながら穴を掘り培養土を入れます。

根を崩さないようそーっとエキナセアを入れます。

株元に培養土を寄せます。

うどんこ病だったで葉っぱを全てカットした後に、たっぷり水をかけました。
※エキナセアは寒くなれば地上部は全て枯れます。地上部が枯れた状態で冬越しします。育てている場所が九州なのでマルチングもしませんでした。肥料もあげません。

もうひとつの苗も植えて、これで移植完了です。翌年、発芽するのを待ちたいと思います。
移植したエキナセア(その後)

上の写真は今年の5月上旬です。

順調に新芽を伸ばしています。

5月の下旬、ちょっと葉が病気みたいですが花芽が3つ確認できました。

6月上旬、開花しました。

小さなつぼみが上がってくるのも確認できます。
とりあえず、こちらの苗は移植成功したようです。
株分けしたもうひとつの苗は残念ながら新芽が確認できませんでした。

原因はわかりません。園芸って難しい。
最後に
直根性の苗の移植は枯れやすいイメージがあったので、エキナセアの移植は緊張しながらの作業でした。
エキナセアはその場所にしっかり根付いたら、ぐーんと株が大きく成長してくれる植物だと思っています。
そして、しっかり根付くまでには2~3年はかかるような気がしています。(これまで育ててみて)
なので、このエキナセアも移植した場所に根付いてくれるまで成長を見守りたいと思います。