こんばんは。
中古住宅に引っ越してDIYしながら暮らしているちらしです。
古い家に住んでいると、

ここにコンセントがあったらなー
なんて事が時々出てきます。
そこでDIYのできる範囲を広げる為に、夫が「第二種電気工事士」の資格取得に挑戦する事になりました。
受験の結果、1回目は不合格。
そして2回目の受験(2016年)で無事に合格する事ができました。
今記事では、
- 第二種電気工事士を独学で合格した夫の勉強方法
- 1回目の第二種電気工事士の不合格の原因は?
こちらの2つの体験談を夫に尋ねましたので、ご紹介したいと思います。

夫が第二種電気工事士を独学で合格した時の勉強方法
夫に第二種電気工事士を独学で合格した時の勉強方法を尋ねたところ、次の流れで勉強を進めたと話してくれました。
- まずは筆記試験のみを勉強する
- 筆記試験終了後(合格後ではない)に技能試験の勉強をスタートさせる

それでは詳しくご紹介していきます。
第二種電気工事士の筆記試験【独学の為に準備した教材】
夫が第二種電気工事士の筆記試験の為に準備した教材はこんな感じです。
第二種電気工事士のテキスト
テキストは「ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格」のみを準備したそうです。※実際に夫が準備したのは2015年版です。
第二種電気工事士のアプリ
テキスト以外にアプリ「全問解説付 第2種電気工事士 筆記 一問一答問題集」も利用していました。
第二種電気工事士の筆記試験【独学の勉強方法】
夫の筆記試験の勉強方法はひたすらテキストの問題を繰り返し解くことでした。

アプリはテキストが手元に無い時でも手軽に勉強ができて、隙間時間に勉強できるのが良かったそうです。
テキストとアプリで繰り返し例題を解いていたお陰で、夫は独学で筆記試験に合格することができました。
そして、筆記試験終了後に自己採点をして「合格できているのでは?」と自己判断。
筆記試験の合格通知が来る前に、技能試験の勉強を始めました。

筆記試験は無事に合格しました!
第二種電気工事士の技能試験【独学の為に準備した教材】
夫が第二種電気工事士の技能試験の為に準備した教材はこんな感じです。
工具セット
技能試験の為の工具はセットで購入していました。
技能試験セット
技能試験の練習に使える配線器具一式がセットになっているものを購入していました。
第二種電気工事士の技能試験【独学の勉強方法】
夫の技能試験の勉強方法は、テキストを参考にして例題を一通り配線していました。
YouTubeの動画でも「第二種電気工事士 技能試験」「第二種電気工事士 実技」と検索すると多くの解説動画がでてくるので、慣れないうちは動画を参考にして練習をしていました。

夫はYouTubeの「電気工事士奪取プロジェクト」さんのチャンネルを繰り返し視聴していたそうです。
- 電気工事の実務をした経験が無いので、配線の組み立ては練習あるのみ
- 組み立ての経験値を上げる事に集中する
- とにかく時間内に完成させる事を目標にする

規定の時間内で配線を完成させなくてはいけないので、1つの例題につき3回づつ練習をしたそうです。
1回目の第二種電気工事士の技能試験に不合格!原因は?
繰り返し配線の練習をして臨んだ技能試験でしたが、結果は不合格でした。

不合格の大きな原因はこれです。
技能試験の会場に時計を持っていかなかった!
技能試験の会場は地元にある大学だったのですが、夫は会場に時計があると思い込み時計を準備せずに試験会場に向かってしまいました。

「試験に時計を持っていかない!そんな人いるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いたんですね。
技能試験に時計が無いと時間配分にとても困った!

規定の時間内に配線を完成させなくてはいけないのに、時計がないと時間配分ができず本番でめちゃくちゃ焦り時間内に完成できなかったらしいです。
夫も昔は腕時計をつけていましたが、スマホを持つようになってから腕時計をつけなくなっていました。
なので、この試験後にあわてて腕時計を購入しました。


チープカシオは文字盤も見やすく試験におすすめです!
筆記試験、技能試験にかかわらず、とにかく試験会場には腕時計を持っていく事を強くおすすめします。
第二種電気工事士の技能試験に不合格後に夫がした勉強方法
第二種電気工事士の技能試験に不合格だった場合、翌年の筆記試験は免除されます
夫は、翌年、技能試験を受けるために技能の勉強を続けました。
勉強方法は1回目の試験勉強の時と大きく変わりません。
- 配線組み立ての練習を続ける
- 経験値を上げる
- 【重要】時間内に配線を完成させる

勉強方法は変わりませんが、勉強する時の夫の意識は大きく変わったようです。とにかく時間内に完成させるという事を強く意識して配線組み立ての練習をするようになりました。
工具と配線器具は手元にありますが、電線が足りなくなったので追加購入していました。
翌年、2回目の第二種電気工事士の技能試験に独学で合格!
翌年、夫は時計をつけて試験会場へ出掛けていきました。
そして無事に技能試験も合格することができました!
最後に

色々ありましたが夫は2年がかりで「第二種電気工事士」の資格をとる事ができました。
資格をとった事でDIYの幅が広がり節約にもつながりました。
コンセントの増設や換気扇の取付なども夫がしてくれるので大助かりです。
中古住宅にお住まいの方、セルフリフォームをしたい方にはおすすめの資格です。
第二種電気工事士試験を独学で合格するコツは、
- 筆記試験は繰り返し例題を解く
- 技能試験は時間配分が大事(まずは時間内に完成させる事を目標に練習する)
- 試験会場へは必ず腕時計を持って行く
- アプリやYouTubeも活用しながら勉強をする
です。
本記事が、第二種電気工事士の資格をとりたい方のご参考になれば幸いです。

学生さん、そしてお仕事をしながら資格の勉強をなさっている方、毎日お疲れ様です。すべての受験生の皆様の合格を心より願っています。