2014年、この昭和の中古住宅に引っ越してきた時に照明器具を交換する事にしました。
どの照明器具にするか随分と悩みました。
色んなメーカーの照明器具のカタログをネットで検索しまくって私が決めたのは笠松電機製作所の照明器具でした。
笠松電機製作所から購入した照明器具は全部で9個。
我が家に設置した照明器具の8割が笠松電機製作所のものです。
本記事では落ち着いた雰囲気にしてくれる照明器具、笠松電機製作所の【パルロ・シリーズ】(外サンド消)をご紹介いたします。
笠松電機製作所
笠松電機製作所さんは大阪で照明器具を製造なさっている会社で、創業1917年、設立1947年という大変歴史のある会社です。
ユニバーサルスタジオジャパンでも笠松電機製作所さんの照明器具が沢山設置されているそうです。
そんな笠松電機製作所さんの照明器具をご紹介すると言っておいてなんですが、笠松電機製作所さんは2022年10月に照明器具事業から撤退なさっています。(会社は存続するそうです。)

知った時すごくショックでした。
笠松電機製作所ウェブサイト
- https://www.kkds.net/index.html

さみしいと思っていたら今年(2024年)株式会社TOOLBOXさんが「「工業系レセップ」を復刻なさったとの事。すごい!「笠松電機 復刻」で検索すると情報が出てきます。
笠松電機のパルロ・シリーズ
笠松電機のパルロ・シリーズは電球にガラスのカバーがついています。
このガラスのカバーは2種類あり、「透明」と「外サンド消」があります。
「外サンド消」の方は半透明の白っぽいガラスになります。
笠松電機の照明器具でガラスのセードやカバーが「乳白」となっている商品もあります。この「乳白」のガラスが使われている照明器具の方も我が家には設置しています。二つとも白っぽいガラスではあるのですが、「乳白」と「外サンド消」ではガラスの質感が微妙に異なります。「外サンド消」の方が電球が透けて見えやすいと思います。(この電球の見え方がたまらなく好きです。)
我が家はパルロ・シリーズの照明器具を5カ所に設置していて、ガラスのカバーは全て「外サンド消」にしています。


リビングにはペンダントライト。


リビングの壁面にはブラケットライト。

キッチンには小さめのペンダントライト。


洗面所とお風呂場には防湿防雨型を設置しました。
笠松電機のパルロ・シリーズを10年間使ってみた感想
笠松電機製作所のパルロ・シリーズを10年間使ってみて、最も気に入っているところは、電球にガラスのカバーがついているところです。
このガラスのカバーは「透明」と「外サンド消」の2種類から選ぶ事ができるのですが、「外サンド消」はガラスが半透明で光が柔らかくなります。
この半透明のガラスのカバーのお陰でソファにゴロンと寝転んで天井を眺めても、光が眩しすぎる事はありません。(個人の感想です。)


リビングの照明器具(笠松電機のパルロ)を下から見上げたところです。


夜、明かりをつけるとこんな感じになります。半透明のガラスカバーのお陰で直接電球が見えないので柔らかい光になります。※とても暗く写っていますが、実際にはもっと明るいです。


壁面のブラケットライトの明かりをつけるとこんな感じ。


キッチンの照明器具の明かりを下から見上げるとこんな感じです。


防湿防雨型を設置している洗面所とお風呂場の明かりはこんな感じになります。
ガラスのカバーのお陰で柔らかい光となり眩しすぎなく、落ち着いた雰囲気をつくることができます。
明かりをつけた時の印象は電球の色味によっても異なります。
電球は大きく分けて3種類あります。
- 温かみのあるオレンジ色っぽい電球色
- 自然な明るさの昼白色
- 作業の時にぴったりの青白い色の昼光色
我が家は最初、電球色の電球をつけていましたが暗すぎたので昼白色に徐々に変えていきました。

10年間、毎日、笠松電機の照明器具を下から見上げていますが全く飽きません。
最後に
ちなみに「外サンド消」ではなく「乳白色」となっているガラスのカバーがついた笠松電機製作所の照明器具はこんな感じです。
ガラスの質感が違うのが分かりますでしょうか?
「乳白色」のガラスはツルツルした感じです。


いかがでしたでしょうか?
本記事では落ち着いた雰囲気がつくれる笠松電機の照明器具「パルロ・シリーズ」(外サンド消)をご紹介いたしました。
落ち着いた雰囲気がつくれる照明器具というのは、正直、老眼になった私達夫婦には少し暗い照明になるのかもしれません。
しかし、子供の頃に押し入れの秘密基地に憧れた方は、この落ち着いた雰囲気にしてくれる照明器具の良さを分かっていただけるのではないかと思いご紹介してみました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。