南天の小さな苗を育てはじめて5~6年経ちました。
我が家では正月花として育てています。
高さ30センチ程の小さな苗でしたが、ようやく1メートル程の高さまで成長しました。
本記事では、南天の花が咲いてから赤い実がなるまでの成長記録をご紹介いたします。
南天の花が咲く時期は?赤い実がなるまでの記録
※九州、南側の庭で育てています。
南天の開花時期

ネットで「南天 開花時期」と検索する6~7月頃と出てくる場合が多いのですが、九州で育てている我が家の南天は5月頃に開花します。

上の写真は5月の初旬ころの南天の花の様子です。お米のような白くて固い蕾が房状についています。


上の写真は5月の中旬頃の南天の花の様子です。蕾が開花して黄色い雄しべが見えています。
九州の5月が既に暑いです。(年々暑さが増しているように感じます。)
25度超えの日が当たり前にあります。
5月の下旬になると30度超えの日も出てきてびっくりします。

6月に入ると花びらが随分散ってきました。

花びらが散るとお米の形をした緑色の南天の実の赤ちゃんがあらわれます。
南天の実が赤くなるまで


上の写真は8月中旬の南天の様子です。緑色の実がふくらんでいます。

9月の下旬、彼岸花の咲く頃に南天の実が赤く色づきはじめました。


10月中旬になると更に実が赤くなります。

そして11月、赤い実が楽しめるようになります。

冬の静かな庭で、この赤い実を窓から眺めていると気持ちまで暖かくなります。
九州なのでめったに雪が降らないのですが、雪景色の中でこの赤い実をみると本当に嬉しくなります。


赤い実は我が家の場合2月頃まで楽しめました。
3月になると、

赤い実の艶がなくなり実に黒ずみがでてきます。
最後は実が落ちて軸?だけが残ります。
最後に
異常が、南天の開花時期と赤い実ができるまでの記録です。
最後にお伝えした通り、ネットで「南天 開花時期」と検索する6~7月頃と出てくる場合が多いのですが、我が家の南天は5月には開花します。

という事は、我が家の場合、花芽をカットしない為にも剪定は3~4月の初旬ころまでには済ませた方が良いのでは?と考えています。
本記事が暖かい地域で南天を育てている方のご参考になれば幸いです。