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小学校での読み聞かせを保護者がする時のコツ

小学校での読み聞かせを保護者がする時のコツ

子供が小学生の頃(10年以上昔の事です)、小学校で「読み聞かせ」を6年間した経験があります。

ボランティア活動といった積極的な行動からではなく、小学校のPTAの一人一役で「読み聞かせ」委員になったからです。

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1年間は委員ではなくPTA役員にもなったので、小学校の全クラスの読み聞かせ委員のお世話役も体験しました。

私の子供の小学校では「読み聞かせ」委員は朝の忙しい時間での活動だった為、正直、人気は余りありませんでした。

積極的ではなかった小学校での「読み聞かせ」でしたが、6年間も続けると素人なりにコツやポイントが分かってきたのでご紹介したいと思います。

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10年以上昔の体験なので今の時代にそぐわないところもあると思いますが、本記事が小学校での初めての読み聞かせに不安に感じている方、億劫になっている方の何かしらのご参考になれば幸いです。

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小学校での読み聞かせで困った事、不安に感じた事

私が初めて小学校で読み聞かせをした時に困ったり不安に感じたのはこんな事です。

  • 大勢の子供達の前でどう読んだら(読み聞かせしたら)いいのか分からない
  • 我が子より上の学年で読み聞かせをするのが怖い
  • 騒がしいクラスでの読み聞かせに困る
  • 読み聞かせの絵本の準備方法
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それでは詳しくご紹介しますね。

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大勢の子供達の前でどう読んだら(読み聞かせしたら)いいのか分からない

我が子の前での読み聞かせは問題ないけど、大勢の子供達の前になるとどう読んだらいいのか、どういう態度や気持ちで接すればよいのか最初はさっぱり分かりませんでした。

緊張もすごくしました。

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話しを聞いてくれなかったらどうしよう?つまらなさそうな顔をされたらどうしよう?

読み聞かせを始めたばかりの頃は、そんな事ばかり考えていたように思います。

何度か読み聞かせをするうちに、

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大勢の子供達の前で緊張せずに読み聞かせをするコツは、子供達の反応を求めないことだと思うようになりました。

小学校で行う読み聞かせには、

  • 情緒を育む
  • 想像力を豊かにする
  • 聞く力をつける

みたいな「ねらい」とか「効果」があると思うのですが、そういう事を余り意識しないようにする事にしました。(意識しようにも、専門家ではない私は読み聞かせのねらいなど難しい事は何も分かっていません。)

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「ねらい」や「効果」など難しい事を考えてしまうと、子供達に「こういう反応をしてもらいたい。」と求める気持ちが出てきてしまい、上手く読める自信がなかったからです。

読み聞かせをするのが緊張する、どう読んだらいいのか分からないという方は、あまり難しい事は考えず「おばちゃん(おじちゃん)がちょっと面白い絵本を紹介するね。」くらいの気持ちで読み聞かせをしてみてはいかがでしょうか?私の場合は、そのくらいの気持ちで取り組んだので6年間続ける事ができたのだと思います。

我が子より上の学年で読み聞かせをするのが怖い

読み聞かせをしている頃、我が子より下の学年で読み聞かせをするのは問題ないけど、我が子より上の学年での読み聞かせは怖いし緊張するから嫌という保護者の方に沢山お会いしました。

そういう私も、子供が2年生の時に初めて高学年の読み聞かせに行く事になった時はとても緊張しました。

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我が子が2年生の時に6年生のお子さんを見るととても大人に見えてしまうんですよね

そんな大人びて見える高学年の子供達にどんな絵本を読めばいいのかも最初はさっぱり分かりませんでした。

色々と試してみて、

高学年のお子さんなど、緊張するクラスの読み聞かせの時は自分が読みなれている絵本を読む事にしました。

読み聞かせに慣れていない頃、図書館から借りた初めての絵本を子供達の前で読むのは私にとってはハードルが高かったです。

読みなれていない本だと、どうしても間のとり方が途中で分からなくなったり、ページをめくった後の言葉がすんなり出てこなかったりして余裕のない読み聞かせになってしまいました。

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上級生のクラスだから立派な本を読まなくては!と気負わなくても、自宅で普段読んでいる絵本や、自分自身が子供の頃から知っている絵本を読んだ方が気持ちに余裕ができて、物語が伝わりやすい読み聞かせができたように思います。

皆が知っている絵本を読んだとしても上級生のお子さん達は「これ知ってる!」と嬉しそうな(懐かしそうな)顔をして想像以上に喜んでくれます。

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嬉しそうな顔を見ると、こちらも一気に怖さや緊張がなくなります。

懐かしい絵本も、上級生になって読み聞かせをすると、また新たな視点で聞いてくれるのではないかと個人的には思います。

騒がしいクラスでの読み聞かせに困る

色んなクラスを回るようになると、たまに騒がしいクラスで読み聞かせをする事がありました。

教室に私が入ってもおしゃべりがとまらず、ザワザワしています。

学級委員さん?が注意をしてくれても騒がしさが止まらないので、ちょっと困ったりします。

色々と試してみて、

騒がしいクラスでの読み聞かせをする時は、読み聞かせの前にちょっとした手遊びをして注目を集めてから始めるようにしました。

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私がよく使った方法はお手玉です。

読み聞かせの時に絵本と一緒にお手玉も持っていきます。

ザワザワした雰囲気のクラスの時は読み聞かせの前に、「お手玉できる人いる?」とお子さん達に尋ねてみます。

すると、何人かは手を上げてくれます。

2~3人のお子さんに前に出てもらいお手玉(2個ゆり)をしてもらいます。

上手にできるので「みんな拍手!」と言ってみんなで褒めます。

そうしたら、「お手玉を利き手と反対から回してみて。(右利きの人は左回しをしてみて)」と言って試してもらったりします。

4~5人のお子さんに前に出てきてもらい、お手玉ひとつを上に放り投げている間に何回(拍手するように)手を叩けるか挑戦してもらう事もありました。

そんな事をしているうちにおしゃべりが止まり、私を集中して見てくれるようになるので、その雰囲気のまま読み聞かせを始めるとスムーズに進めることができました。

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お手玉のくだりは2~3分で終わらせます。ここで時間を取りすぎると読み聞かせの時間が短くなりますし、盛り上がりすぎると隣のクラスに迷惑をかけてしまうので程々にします。

ハンカチを使った手遊びをして注目を集めていた保護者の方もいらっしゃいました。

こちらの方がより静かな雰囲気になると思いましたが、私には上手くできなかったので断念してお手玉を使う事が多かったです。

手遊びはYouTubeにも沢山紹介されているので、ひとつ覚えておくと困ることが少なくなるのでおすすめです。

読み聞かせの絵本の準備方法

絵本の準備方法も考える事のひとつだと思います。

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私の絵本の準備の仕方はこんな感じでした。

  • 自宅にある絵本を持って行く
  • 県立図書館や市立図書館で借りる
  • 小学校の図書室から借りる(小学校によって借りれない事もあるので要確認)
  • 本屋で購入
  • ブックオフで購入

読み聞かせを始めた頃、我が家には絵本が10冊くらいしかありませんでした。

絵本は基本的に図書館で借りる事が多かったです。

しかし、好きになった絵本は手元に持っておきたいと思うようになり、徐々に増やしていきました。

私の住むところでは県立図書館と市立図書館では休館日が異なります。

また、私の子供が通う小学校では読み聞かせに使う本を図書室からお借りできたのですが、読み聞かせをする頃の時間は図書室が開いていないので事前に借りに行かなくてはいけませんでした。

小学校の図書室なので、土日は借りる事ができません。

絵本を図書館に借りに行ったら休館日だった!なんて事もあるので、いつでも借りれると思わず少し余裕をもって絵本の準備をなさる事をおすすめします。

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私は夜になって「明日、読み聞かせだった!」と思い出し、慌てた事が何回かあります。図書館も開いていない時間だったので、ブックオフに買いに行った事もありました。

小学校での読み聞かせにおすすめの絵本をご紹介

私が読み聞かせでよく読んだ絵本を3冊ご紹介いたします。

もし、まだ読んだ事のない絵本でしたら、図書館や本屋さんに行った時にでも是非見つけてみてください。

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一冊目にご紹介するのは有名な絵本「からすのパンやさん」です。パンが沢山描かれているページでは、毎回、子供達が食い入るように絵本に注目してくれます。そのページは特にゆっくり見てもらうようにしていました。

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2冊目にご紹介するのはサンタクロースのお話し「あのね、サンタの国ではね・・・」です。サンタクロースのお話しですが一年中読める絵本です。この絵本はどの学年の子供に読んでも喜ばれました。子供はサンタクロースと聞くだけでワクワクするみたいです。

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最後にご紹介するのは、大人が読んでも深く考えさせられる絵本「おくりものはナンニモナイ」です。谷川俊太郎さんの素晴らしい訳でシンプルだけれどグッとくる、そんな絵本です。私の息子は小学生の頃にこの絵本を読んで「何かひっかかる絵本だ。」と思ったそうです。

最後に

私は小学生の頃、給食が苦手で登校拒否になりがちな子供でした。

学校の成績も良くなく運動神経も悪く、とても地味な小学生でした。

自分が親になり大人になっても小学校の校門をくぐる度に、なんとも言えない複雑な気持ちになっていました。

そんな私が、億劫になりながらもなんとか読み聞かせを続ける事ができたのは、色んなアドバイスをくださった読み聞かせの先輩方や図書室の司書の先生、そして、おばちゃんの話し(読み聞かせ)を聞いてくれた子供達のお陰だと思います。

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全国の小学校の読み聞かせ担当になって億劫になっている保護者の皆様、億劫になっているのはあなたひとりじゃないですよ!皆様の読み聞かせの不安や困りごとがひとつでも減るように祈っています。

本記事が、絵本の読み聞かせに不安を感じていたり億劫になっている保護者の方の何かしらのご参考になれば嬉しいです。

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