数年前、高齢の両親の介護のために実家へ通っていたのですが、90代の父が体重をうまく測れず、薬の調整に困ったときの体験です。(今は介護はしていません。)
父は自分で購入した体組成計で体重を測ろうとしてうまくできず、私が準備したシンプルな体重計も使うのを拒否、その後、病院のリハビリに通うことで体重を測れるようになり、薬も調整できるようになりました。
父の体重を測り、薬の調節ができるようになるまで半年ほどかかりました。
毎日体重を測る必要があった
父には持病があり、薬の調整が必要でした。
毎日、体重を測り、〇〇、5キロ以上になったら薬を飲むよう病院から処方してもらっていました。
実家にあった体重計が使いにくかった理由
当時、父は自分で購入した体組成計で体重を測っていました。
体組成計や体重計の置く場所は、硬く平らな安定した場所に置かないと正しく測れないと言われていますが、実家の体組成計は絨毯の上にアクリル板を置き、その上に置かれていました。
また、父は体重を測る際、立ったままではデジタル表示が小さくて見えません。
体組成計を降りて、しゃがんでボタンを押すと体重以外の体脂肪率など他の数字が表示されるので、父は混乱して自分の体重が分からないようでした。
父に「いい体重計だね」などと声掛けしながら、手伝おうとしてみました。
実際、数回は素直に体組成計に乗ってくれ体重を測れたこともありました。
しかし、日によってはうまいかないことも多かったです。
その後、父の具合が悪くなっては病院へ行くということが出てくるようになりました。
そこで私は、シンプルな体重計を買って、実家へ持っていくことにしました。
シンプルな体重計を用意してみた

私が買った体重計は、
- 体重だけ測れる
- 体重計に乗るだけで測定(何も操作がいらない)
- 大きなデジタル表示
というシンプルなものでした。
「お父さん、よさそうな体重計見つけたから、ここに置いておくね。」と話しながら、私は絨毯の上ではなく、板張りの床の上に体重計を置いて帰りました。
体重計は使ってもらえなかった
体重計を実家へ持っていった3日後、父が私が準備した体重計を「持って帰れ」と言うので、持ち帰りました。
私が準備した体重計は、一度も使ってもらえませんでした。
病院からもらった父の体重を書き込む手帳も、空欄のままでした。
そのときは、どう声をかけても使ってもらうことができませんでした。
その後
その後、
- 病院に父の体重がうまく測れない状況を説明
- 要支援だった父の介護認定を申請し、調査を受ける
- 兄弟に帰省してもらい家族会議を開く
こうした流れを経て、両親はサ高住で生活することになりました
これまで父は、病院でのリハビリを嫌がり拒否していたのですが、サ高住に入居してからは通院先も変わり、リハビリに通うようになりました。
そこで、体重を測っていただくことで、薬の細かい調整もしていただけることになりました。
この状況になるまで半年ほどかかりましたが、安堵しました。

病院をはじめ、いろんな方々のご協力をいただき有難かったです。
高齢者の体重を測ることが、こんなに難しい場合もあるのだと実感した出来事でした。

