今暮らしている中古住宅に引っ越してきた時から、庭には小さな柿の木がありました。
小さな甘柿でしたが、私は花が咲いているのを見た事がありませんでした。
引っ越してから9年目の2023年、はじめて柿の花が咲いているのを見ることができた時は、とても感動しました。
それから3年後の今年、柿の花のつぼみをはじめて見ることができました。
我が家の小さな柿の木の一年の変化を、写真とともに記録しました。

九州の庭で育てています。
※成長の流れが分かりやすいよう、撮影した年が異なる写真を含めて掲載しています。
我が家の小さな甘柿の木

我が家の柿の木は小さくて、高さが150~160センチほどしかありません。
※品種は不明です。
引っ越してきたときからこのサイズで、枝を剪定しなくても、これ以上は大きくなりません。
剪定は、たまに葉がモジャモジャになったときに切るくらいです。
柿のつぼみと開花時期

我が家の柿の花のつぼみは、4月中旬ころに葉の下に隠れるようについていました。
つぼみは小さく、がく片(柿の実になったときにヘタになる部分)につつまれて下向きについています。

葉を下から覗き込まないと、つぼみがあることに気がつきませんでした。

そのつぼみは、4月下旬~5月上旬にかけて花を咲かせました。

形はスズランのような小さな釣鐘型で、花の表面はクリーム色に見えました。

4枚の花びらが少しだけ開きますが、花の内側は黄色でした。
小さな柿の実

花はやがて枯れてきて6月ころには小さな青い実になります。
9月になると実が熟してきますが、我が家はカラスが食べにくるので少し早めに収穫するようになりました。

上の写真は、昨年の9月上旬に収穫したものです。
昨年は、過去一の豊作でした。
まだ少し硬いうちに収穫し、室内で数日置いて追熟させています。

3日程、室内で追熟させると、徐々にオレンジ色が濃くなってきます。
食べると、甘くて美味しいです。
正直、実が小さすぎて種をとると、食べるところはあまり多くありません。
しかし、収穫できることが嬉しくてたまらないです。

食べきれずに熟した柿は、ラップに包んで、フリーザーバッグに入れて冷凍保存しました。

半解凍して食べると、最初はシャーベットのような食感ですが、食べているうちに溶けてトロトロになってきます。
収穫の際、「木守り」の話を聞いてから、必ず1~2コ残すようになりました。

木守りとは、自然の恵みへの感謝の気持ちや、鳥など、他の生き物への贈り物の意味があるそうです。
柿の葉の様子

我が家のこの小さな柿の木は、きれいに紅葉しません。
緑の葉のまま黒い斑点が出て、そのまま落葉することが多いように思います。

黄色や朱色に変わる葉もありますが、枚数は少ないです。
調べてみると落葉病系(円星落葉病など)になっている可能性があるようです。
小さな柿の木の周辺に背の高い庭木があるので、風通しがあまりよくありません。
近年の猛暑や、多湿になりやすいことも原因のひとつになっているのかもしれません。
落葉病系は病原菌のついた落葉を片づけるのがいいと聞いて、(病原菌の越冬を減らすため)落ち葉掃除は毎年行っています。
それでも、葉は毎年同じような状態になることが多いです。
我が家の柿の木は、11月上旬には大半の葉が落ちてしまいます。

冬の間は枝だけになってしまいますが、3月になると芽吹いてきます。
そして、4月になると大きな葉の下に、小さな柿の花がひっそりと咲いています。

花が咲く時期の柿の葉はツヤがあり、とても美しいので私は大好きです。
以上が、九州の庭で育てている小さな甘柿の木の季節ごとの変化でした。

